正しい漢字に異変が!? [雑談]
先日、文化庁が常用漢字に関するある発表をしたと「林先生が驚く初耳学」で紹介されました。それは漢字の細かい違いを許容するという内容でした。
漢字を止めるやハネるでも細かい違いであっても認めるということです。つまりこれからの漢字テストでは細かい違いでも正解になるということになります。
また漢字に関連する雑学として合わせて紹介されていたのが、文字をキレイに書くための基本である「書き順」の正解も2割近くの漢字が1つではないということでした。代表的なのが「必」という字で3パターンもあり文化省も公認しています。
もともと昭和33年以前は書き順の指導に決まりはありませんでした。それが昭和33年には文部省が筆順指導の手引きを作成し881字の書き順が統一されました。しかし、筆順指導の手引きの作成する時に当時作成メンバーの多くが書道家であったのですが、それぞれの流派の考えが衝突してしまいました。そのため完成した手引きには「筆順についても誤りとするものでもなく、否定しようとするものでもない」という注釈があります。つまり、筆順指導の手引きでは筆順は絶対に守らなくてはならないものではなかったのです。
また、近年までには手引きにのっていない感じも続々と教育漢字になったため、昭和52年には書き順のルールがさらに緩和されました。そのルールとは「一般に通用している常識的なものによっていること」であり、簡単にいうと「上から下へ書くこと」と「左から右へ書くこと」という大原則のみとなりました。こういった理由から辞書によっては複数の書き順が掲載されるようになったのです。
とはいえ書き順が1つの漢字は全体の8割近くあるので書き順なんて覚えなくてもいいということではありませんのであしからず。
漢字を止めるやハネるでも細かい違いであっても認めるということです。つまりこれからの漢字テストでは細かい違いでも正解になるということになります。
また漢字に関連する雑学として合わせて紹介されていたのが、文字をキレイに書くための基本である「書き順」の正解も2割近くの漢字が1つではないということでした。代表的なのが「必」という字で3パターンもあり文化省も公認しています。
もともと昭和33年以前は書き順の指導に決まりはありませんでした。それが昭和33年には文部省が筆順指導の手引きを作成し881字の書き順が統一されました。しかし、筆順指導の手引きの作成する時に当時作成メンバーの多くが書道家であったのですが、それぞれの流派の考えが衝突してしまいました。そのため完成した手引きには「筆順についても誤りとするものでもなく、否定しようとするものでもない」という注釈があります。つまり、筆順指導の手引きでは筆順は絶対に守らなくてはならないものではなかったのです。
また、近年までには手引きにのっていない感じも続々と教育漢字になったため、昭和52年には書き順のルールがさらに緩和されました。そのルールとは「一般に通用している常識的なものによっていること」であり、簡単にいうと「上から下へ書くこと」と「左から右へ書くこと」という大原則のみとなりました。こういった理由から辞書によっては複数の書き順が掲載されるようになったのです。
とはいえ書き順が1つの漢字は全体の8割近くあるので書き順なんて覚えなくてもいいということではありませんのであしからず。
2016-03-09 12:35
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